空と海と山と川と。のびやかに淡々と美しいものが溢れる世界。その片隅の、つぶやき。
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風の入ってくる窓が変わってな。
海からじゃのうて、山ん方から風が入ってくるようになった。
夏も終わりじゃな。

入ってくる風は、川の水のように冷たい。
夕方、たそがれには裏の庭で秋虫が鳴く。
カナカナが鳴く。
まだ夏は退いてはおらんが、長く尾をひいて、その声はなんとのう悲しい。

空には絹雲が出るようになった。
夏の終わりの夕暮れは、蕩けるように長う長う続く。
暑い。が、涼しい。

ほんの少し前まで風が入ってきた窓から、風が抜けていく。
風向きが変わる、海の色が変わる、空が変わる。
月が冴えるようになった、群雲の峰が光りを集めて美しい。

左党じゃないけんが、ちょっと飲みとうなる。
風が惜しげなく入る窓辺で、飲めるしがうらやましく思える、残夏の夜。
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【2007/08/27 15:22】 | 日常
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みやっち
そうですね、こちらも朝晩はだいぶ涼しくなりました。
昨夜は花火大会でしたが、あいにく雨模様。
Tシャツの上に長袖の上着を羽織り、雨合羽を着て見ていましたが、それでちょうどよいくらいでした。
風の流れ方が花火のためにはもうひとつでしたが、このイベントがこちらの地方では夏を送る行事みたいに感じられています。

山も遠くまで見えるようになってきました。


ほしの
ひとつずつ行事がめぐって、季節が変わっていくね。

身近な自然を愛しむ。
去るものに移ろうものに何かしらを言いたくなる、したくなる。

ありがとう、またおいでね、と(笑)

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【2007/08/17 11:29】 | 未分類
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お盆が終わったけんど、暑ぃねぇ。
じゃけん、ちゅうわけじゃねぇけんど、不思議な話を二つほど。

その部屋には、うちを入れて7人ほどが集まっておった。
遅めに部屋に入ったうちは、入り口近くに立っておった。
真ん中のベットに横たわる方にはもう意識が無く、枕もとの人がその耳元で名前を呼んでいた。
長く患っておられた方なので、皆、覚悟はしていた。
体はここにあっても、もう魂はここにはおらしゃらんと思えた。
ふと。
その部屋に集まっていた全員が、うちの方を見た。
正確には、部屋の入り口を。
そこには誰もおらん。なんの物音もせんかった。

それは一度だけではなく、何度も。
終いには、その部屋の全員が、顔を見合わせて不思議そうな表情を浮かべてな。
うちには、何も聞こえんかったし、感じんかった。
だから、なおさら恐かった。


暑い午後を避けて、墓掃除に行った。
大風の後やったけ、なかなか大変じゃった。

やれどっこいしょっと帰ってきて、風のとおる部屋で一休みしとったら、ぱたぱたぱたっと階段を上がってくる音がする。
(我が家は三階)
「誰か来とうごとある」というと、身軽な家人が玄関に。
「誰もおらんっちゃ」と戻ってきてな。
「おろ?階段な上がってくる音のしとうけんが、おかしかねー」

・・・もう一度、はっきりと階段の上がってくる足音がした。
ぱたぱたぱた、と。
玄関の前で、その気配は消えた。

入ってくればいいんに。遠慮ばすんな。







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【2007/08/16 14:16】 | 非日常
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