空と海と山と川と。のびやかに淡々と美しいものが溢れる世界。その片隅の、つぶやき。
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お盆が終わったけんど、暑ぃねぇ。
じゃけん、ちゅうわけじゃねぇけんど、不思議な話を二つほど。

その部屋には、うちを入れて7人ほどが集まっておった。
遅めに部屋に入ったうちは、入り口近くに立っておった。
真ん中のベットに横たわる方にはもう意識が無く、枕もとの人がその耳元で名前を呼んでいた。
長く患っておられた方なので、皆、覚悟はしていた。
体はここにあっても、もう魂はここにはおらしゃらんと思えた。
ふと。
その部屋に集まっていた全員が、うちの方を見た。
正確には、部屋の入り口を。
そこには誰もおらん。なんの物音もせんかった。

それは一度だけではなく、何度も。
終いには、その部屋の全員が、顔を見合わせて不思議そうな表情を浮かべてな。
うちには、何も聞こえんかったし、感じんかった。
だから、なおさら恐かった。


暑い午後を避けて、墓掃除に行った。
大風の後やったけ、なかなか大変じゃった。

やれどっこいしょっと帰ってきて、風のとおる部屋で一休みしとったら、ぱたぱたぱたっと階段を上がってくる音がする。
(我が家は三階)
「誰か来とうごとある」というと、身軽な家人が玄関に。
「誰もおらんっちゃ」と戻ってきてな。
「おろ?階段な上がってくる音のしとうけんが、おかしかねー」

・・・もう一度、はっきりと階段の上がってくる足音がした。
ぱたぱたぱた、と。
玄関の前で、その気配は消えた。

入ってくればいいんに。遠慮ばすんな。





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ふと。
その部屋に集まっていた全員が、うちの方を見た。
正確には、部屋の入り口を。
そこには誰もおらん。なんの物音もせんかった。

それは一度だけではなく、何度も。
終いには、その部屋の全員が、顔を見合わせて不思議そうな表情を浮かべてな。
うちには、何も聞こえんかったし、感じんかった。
だから、なおさら恐かった。


暑い午後を避けて、墓掃除に行った。
大風の後やったけ、なかなか大変じゃった。

やれどっこいしょっと帰ってきて、風のとおる部屋で一休みしとったら、ぱたぱたぱたっと階段を上がってくる音がする。
(我が家は三階)
「誰か来とうごとある」というと、身軽な家人が玄関に。
「誰もおらんっちゃ」と戻ってきてな。
「おろ?階段な上がってくる音のしとうけんが、おかしかねー」

・・・もう一度、はっきりと階段の上がってくる足音がした。
ぱたぱたぱた、と。
玄関の前で、その気配は消えた。

入ってくればいいんに。遠慮ばすんな。





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【2007/08/16 14:16】 | 非日常
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