空と海と山と川と。のびやかに淡々と美しいものが溢れる世界。その片隅の、つぶやき。
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空や山や空気に、春を探してる。
そして、同じように冬を探してる。

沈丁花の花の香がする。
白木蓮の蕾が膨らむ。
桜の枝々の先が紅くなる。
山のあちこちで、薄紅く染まっているのは、あれは山桜。
黄色い万作。伸び上がり柔らかな葉の雪柳。
この家の垣根はれんぎょう。
川面はきらきらと陽をはじく。
犬が、土手を走っていく。

冷たい風が吹く。
夕暮れはやっぱり早い。
夜空をオリオンがいく。
朝には霜が降りる、真っ白な休耕田。
火をかけられる枯れ草。
陽の当たらない北の庭の、水溜りの氷。

土の中から突き上げるように、芽が伸びる。
風は冷たい、雨も。
でも、花芽はほどけていく。
ゆらゆらと揺れる枝先の、薄い緑。
夜風に混じる、花の香り。
冷たく光る星々。
春を呼ぶ宵の明星。

好きなものを探そう。
冬と春がせめぎあう、この季節。
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【2007/02/24 22:24】 | つぶやき
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